ゆたか農園

 営業時間:8時~16時 

不定休

 場所:西尾市平原町滝口60

 電話:080-5126-9832

(岡田)

※草刈り中などは電話に出ることができません。しばらく経ってからお掛け直しいただくか、ショートメッセージでお願いします。営業電話はお断りします。     

 

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ポポーのご紹介

 ポポーが日本に伝わったのは明治中期と言われ、昭和30年ごろにブームになりました。バナナとマンゴーを混ぜたような味がするポポーの実は、まだ甘いものが貴重だった当時は大変に珍重されたようです。しかし、その後バナナなどの果物が海外から安く輸入されるようになり、風味に少しクセがあって、傷みやすく、まったく日持ちしないポポーは次第に栽培されなくなり、いつしか人々の記憶から忘れ去られていきました。

 かつては実生苗(タネから育てた苗)しかありませんでしたが、アメリカなどで品種改良が進み、近年は海外から優良な品種の接ぎ木苗が日本に入ってくるようになりました。新しい品種の実は大きく、種が少なく、果肉はクリーミーでまさにカスタードプリンのような滑らかな舌触りです。最近では園芸雑誌だけでなく、テレビ番組などでも紹介され、再びポポーを栽培する人は増え、静かなブームが訪れているようです。土を選ばず丈夫で、樹形が自然にまとまるポポーは庭木としても適しています。

 新規就農してブルーベリー以外にも何か栽培したいと思っていたところ、偶然テレビで飛騨高山のポポー農園(残念ながら閉園)から中継しているのを見てポポーに興味を持ちました。ゆたか農園では2010年にポポーの栽培を始め、現在227本のポポーを栽培しています。自ら接ぎ木して苗を作ることができましたので、今後もさらに栽培本数を増やしていく予定です。当園で栽培中の品種は以下の通りです。

 

・IXL
・KSU-Atwood
・NC-1
・アイハイエックス
・アレゲニー
・ウィルソン
・ウェルズ
・オーバーリース

・グラヴィス

・サスケハンナ

・サンフラワー

・シェナンドー
・ジマーマン
・スイートアリス
・スー
・タイトゥー

・タイラー
・デービス

・ヒルセント

・プロリフィック

 

・ペンシルバニアゴールデン 

・ベンソン

・ポトマック

・マリアズジョイ
・マンゴー
・ミッチェル
・ラッパハンノック
・レベッカズゴールド
・ワバッシュ

・ワンセヴァン

 

以下、個人輸入の4品種を育苗中

・Kentucky Champion

ケンタッキーチャンピオン)

・Lehman's Delight

リーマンズデライト)

・Benny's Favorite

(ベニーズフェイバリット)

・Tallahachie(タラハチ)

                (計31品種)

 


 当園でのポポーの収穫は8月下旬から9月中旬です。100グラム200円(税込み)の量り売りで販売しています。発送も承ります(クール便でのお届けで、送料はご負担願います)。ポポーはとても傷みやすく見た目が悪いですが、中身は問題ありません。クセになるポポーをぜひご賞味ください。

1127グラム。日本一大きいポポーの実でしょうか!?